文献

J-GLOBAL ID：201002255553682330   整理番号：10A0059956

siRNAの予想外の作用を明らかにし,抑制することで,標的の識別と治療への応用に役立てる

Recognizing and avoiding siRNA off-target effects for target identification and therapeutic application

著者 (2件)： JACKSON Aimee L. (Regulus Therapeutics, Inc., California, USA) ,  LINSLEY Peter S. (Regulus Therapeutics, Inc., California, USA)
資料名： Nature Reviews. Drug Discovery  (Nature Reviews. Drug Discovery)
巻： 9  号： 1  ページ： 57-67  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： W1376A  ISSN： 1474-1776  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低分子干渉RNA(siRNA)は簡単に標的遺伝子を抑制できるため,遺伝子機能の研究に広く使用され,疾患治療への応用に大きな関心が集まっている。siRNAの発見からわずかな期間しか経っていないが,既に数々の疾患についてヒトを対象としたsiRNAの臨床試験が行われている。しかし,siRNA技術が急速に利用されるようになり,特異性の欠如など,技術的な問題が明らかになってきた。siRNAの予想外の作用により,遺伝子サイレンシング実験での表現効果の確認が困難になり,不要な毒性を誘導する可能性がある。この総説では,siRNAによる予想外の作用を解説し,この新しい技術を効果的に応用するため,そうした作用を緩和する方法について述べる。Copyright Nature Publishing Group 2010

シソーラス用語： *siRNA ,  *ターゲット ,  認識 ,  *遺伝子 ,  *サプレッション ,  臨床試験 ,  性質 ,  *遺伝子発現 ,  毒性 ,  ヒト ,  *遺伝子サイレンシング
準シソーラス用語： *標的遺伝子 ,  特異性

分類 (1件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (6件)： siRNA ,  予想 ,  標的 ,  識別 ,  治療 ,  応用