抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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イギリスにおける持続可能な住宅の基準(CSH)は種々な節水の目標/レベルを定めており,それは,建物の持続可能性を測る環境性能判定基準の一部をなす。その基準は性能に依拠し,家庭における1人当たりの水消費量の削減を要求する。節水関連の目標は,節水のための様々な細かな部品(WC,シャワー,台所の蛇口,洗面台の蛇口,食器洗い機,洗濯機,浴槽)を用いて達成できる。然しながら,CSHは,水消費量の削減を促して住宅に関連する環境への悪影響の低減を目指すが,エネルギー消費量や,節水の最終用途から生じる環境影響(例えば,炭素排出量)に関しては殆ど知られていない。本稿では,CSHによる節水レベルに関係するエネルギー消費量と炭素排出量を評価するための手法について述べる。主要な結果は,都市給水に伴うエネルギー使用量と炭素排出量の,それぞれ,ほぼ96%と87%が屋内消費(基本的に熱水に関係する)に起因し,しかも,規定された水節約目標の達成が省エネルギー,ないし,炭素排出量の自動的削減をもたらさないことである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.