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J-GLOBAL ID:201002255601305322   整理番号:10A0780602

cAMP応答配列結合タンパク質は乳癌の転移と引き続く骨の破壊を正に調節する

cAMP-response-element-binding protein positively regulates breast cancer metastasis and subsequent bone destruction
著者 (5件):
資料名:
巻: 398  号:ページ: 309-314  発行年: 2010年07月23日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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cAMP応答配列結合タンパク質(CREB)シグナリングは様々な型の癌において癌の発生や良くない臨床上の結果に関連があることが報告されている。しかし,CREBが乳癌の発生や骨指向性に関与するかどうかは明らかでないままである。ここで我々は,転移性MDA-MB-231乳癌細胞は,非転移性MCF-7細胞よりも高いCREBの発現を示し,CREBの発現はIL-1,IGF-1,そしてTGF-βといった癌の進行に関連のあるいくつかの可溶性因子により更に増すことを見いだした。野生型CREBと優勢阻害型(K-CREB)を用いて,我々はCREBシグナリングがMDA-MB-231細胞の増殖,移動,そして浸潤を正に調節することを見いだした。加えて,K-CREBは癌転移のマウスモデルにおいてMDA-MB-231細胞が誘導する溶骨性病変を阻止した。さらに,癌細胞におけるCREBシグナリングは,癌の転移や骨の破壊に密接に関連のあるPTHrP,MMP,そしてOPGの遺伝子発現を調節した。これらの結果は,乳癌細胞がそれらの発生の間にCREBの過剰発現を獲得し,このCREBの上方調節が乳癌の骨転移の複数の段階で重要な役割を果たすことを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞構成体の機能 
タイトルに関連する用語 (5件):
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