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J-GLOBAL ID：201002255606868589   整理番号：10A1001924

アンダーカッター式更換機による道床更換

著者 (1件)： 山田正 (京急鉄道施設)
資料名： JREA (Japan Railway Engineers’ Association)  (JREA (Japan Railway Engineers' Association))
巻： 53  号： 10  ページ： 35458-35461  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： S0079A  ISSN： 0447-2322  CODEN： JRENA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 京浜急行電鉄における,道床更換コストの削減と一晩当たりの作業量の延長に向けた取り組みを紹介した。1)従来はアンダーカッター式更換機が掘削した発生残土を反対線(複線区間の道床更換を行なわない線路)側に搬出し,掘削終了後に軌道仮受台を設置し,当該線(道床更換を行なう線路)側から砕石運搬車で砕石を卸していた。軌道仮受台の設置に時間を要していたため,道床掘削にかける時間が制約されていた。2)そこで縦送りベルコン装置付残土運搬車を投入して発生残土を当該線で積み込むこととし,反対線側から掘削の完了した箇所より随時砕石を投入できるようにした。あわせて反対線側から砕石を投入できる,砕石散布車付砕石搬送ホッパー車を導入した。以上により軌道仮受台の設置が不要となり,その分一晩当たりの作業量の延長(施工距離25m)が可能になった。3)その他の取り組みとして次世代PCまくら木への更換を開始し,更換労力及び材料コストの削減を行なった。また道床更換と同時施工することにより,更なる作業の効率化とコスト削減を達成できた。

シソーラス用語： 道床 ,  *保線 ,  方式 ,  作業標準 ,  *作業分析 ,  *作業能率 ,  *作業時間
準シソーラス用語： *道床更換 ,  *作業手順 ,  作業基準 ,  作業研究 ,  作業効率

分類 (1件)： 保線,鉄道防災  (RC07050X)

タイトルに関連する用語 (1件)： カッター