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J-GLOBAL ID:201002255618228623   整理番号:10A1013523

表面捕捉技法によりスルホベタインを巧みに処理したポリエチレンテレフタレートの生体適合性

The Biocompatibility of Sulfobetaine Engineered Poly(Ethylene Terephthalate) by Surface Entrapment Technique
著者 (4件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 119-143  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: T0291A  ISSN: 0885-3282  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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以前に,著者等は,ポリウレタンの様な医用高分子の表面修飾用に有効な手段として表面捕捉技法を報告した。本検討では,ポリエチレンテレフタレート(PET)表面が,そのポリマ表面域の可逆的膨潤過程で表面捕捉によってスルホベタイン化学種で巧みに処理された。本検討で続けられた捕捉技法は何等毒性試薬を含まず,水性溶液だけを使い,また温和な反応条件に従っていた。ATR-FTIRおよびSEM-EDAX分析を使って,スルホベタイン化学種を,ベースポリマを可逆的に膨潤することによる捕捉を通してPET表面上に固定化できている,ことを検証した。接触角測定から,修飾された膜が本質的に親水性である,ことが分った。細胞/血清環境中のスルホベタイン修飾PET表面の性能は,修飾ポリマが蛋白質吸着を阻止しそしてPET表面での血小板と細胞相互作用には逆に作用する良好な能力を示すので,この捕捉方式の成功を実証していた。その炎症反応は,炎症性サイトカインのTNFアルファとIL-1ベータ転写産物の発現レベルから測った様に,裸のPETよりも修飾膜への暴露ではかなり低くなっていた。これ等の検討から,スルホベタイン捕捉手法は,PETの生体適合性を改良することに潜在的利用できる,ことが分った。
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分類 (4件):
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表面処理  ,  高分子固体のその他の性質  ,  アミノ酸  ,  免疫反応一般 
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