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J-GLOBAL ID:201002255758874495   整理番号:10A0889657

NMDA受容体の長期活性化はGABAB受容体の脱リン酸を促進し,エンドサイトーシス後のソーティングを変化させる

Prolonged activation of NMDA receptors promotes dephosphorylation and alters postendocytic sorting of GABAB receptors
著者 (11件):
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巻: 107  号: 31  ページ: 13918-13923  発行年: 2010年08月03日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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代謝性GABAB受容体(GABABR)は,緩徐で持続性の抑制性シナプスのシグナル伝達に介在する。今回,中枢神経系ニューロンのGABABRの機能と表面利用を調節するグルタミン酸受容体活性化の役割を検討した。NMDA受容体の長期活性化は,エンドサイトーシスを誘発し,GABABRのリソソーム分解を示した。これらのソーティングは,内向き整流K+チャンネル電流のGABABR依存性活性化の減少と平行した。エンドサイトーシス後のソーティングは,GABABR2サブユニット内のセリン783(S783)のリン酸化に依存した。NMDA受容体の活性化はS783リン酸化の急速増大とその後の緩徐な脱リン酸化を示した。NMDA受容体活性化は,S783のリン酸化状態を変え,神経細胞膜でGABABR量を減少すると結論した。この機構は,グルタミン酸受容体の長期活性化を示すシナプス可塑性や虚血などの病理学的条件下で重要であると示唆した。
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  細胞膜の受容体 
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