文献

J-GLOBAL ID：201002255870602465   整理番号：10A0944508

シミュレートした吸気管を用いた燃料膜の挙動解析

Fuel Film Behavior Analysis Using Simulated Intake Port

著者 (5件)： IIDA Minoru (Yamaha Motor Co. LTD) ,  YOSHIKAWA Keiichi (Yamaha Motor Co. LTD) ,  TANAKA Hiroshi (Yamaha Motor Co. LTD) ,  WANG G. (City Univ. London, GBR) ,  ARCOUMANIS C. (City Univ. London, GBR)
資料名： SAE International Journal of Engines  (SAE International Journal of Engines)
巻： 2  号： 2  ページ： 756-763  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： W2273A  ISSN： 1946-3936  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの自動車用ガソリン機関には,吸気管燃料噴射(PFI)システムが用いられている。出力,排ガス,過渡応答性能などに影響を及ぼす最も重要なファクタは,吸気管壁に生成する燃料膜の挙動である。そこで,流れの高速度可視化シミュレーション台上試験およびレーザ誘起蛍光計測などによって,燃料膜の挙動解析を行った。その結果,次項のほか,詳細な知見を得た。1)イソオクタンとガソリンの燃料膜の挙動は異なる,2)空気流速の増加によって,燃料膜は,より薄く,かつより迅速に進展しながら蒸発する,3)燃料噴射量の増加は,必ずしも燃料の壁面蓄積の原因とはならない,4)燃料噴射間隔は,燃料膜の進展のみに影響する,5)より低い背圧は,より小さく,かつより薄い燃料膜の領域形成の原因となる。

シソーラス用語： *ガソリン機関 ,  *燃料噴射 ,  *壁面噴流 ,  *薄膜 ,  *流れ特性 ,  吸気管 ,  ガソリン ,  動特性 ,  蒸発 ,  背圧 ,  空気流 ,  流速 ,  速度依存性 ,  パラメータ推定 ,  因子分析 ,  流れの可視化 ,  蛍光 ,  シミュレーション ,  台上試験 ,  アルカン
準シソーラス用語： レーザ誘起蛍光 ,  管壁

分類 (3件)： 火花点火機関  (PB02020C) ,  燃料油  (YF02072I) ,  噴流  (BC02080F)

物質索引 (1件)： イソオクタン

タイトルに関連する用語 (3件)： 吸気管 ,  燃料 ,  挙動解析