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J-GLOBAL ID：201002255905555325   整理番号：10A0518898

自律型製造装置モデルによる総利益最大化バックワード・フォワード・スケジューリング

著者 (2件)： 柏原秀明 (京都情報大学院大) ,  宮崎茂次 (岡山大)
資料名： 生産管理  (Journal of Japan Society for Production Management)
巻： 16  号： 2  ページ： 25-36  発行年： 2010年03月31日 
JST資料番号： L6504A  ISSN： 1341-528X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 米国特許(No.6,571,147)に従い,製造スケジューリング制約化で選択的にジョブ抽出を行う保管費用を考慮した純利益最大化バックワード・フォワード・スケジューリング(BFS)手法を提示し,適用例として,特定・不特定顧客から製造能力以上のジョブ依頼がリアルタイム発生することを想定して,印刷業界におけるオンデマンド印刷システムを自律型製造装置モデルとして用いた。バックワード・スケジューリング(BS)法,先入先出(FIFO)法,加工時間最小順(SPT)法,加工時間最大順(LPT)法,個別ジョブ利益最大順(MPJ)法の5種類の手法とBFS法との最大総利益の比較と評価を行い,BFS法は,特定・不特定の多数顧客からの高付加価値ジョブ群を優先的に選択する手法として有用であるとしている。

シソーラス用語： 投入産出分析 ,  費用関数 ,  利益 ,  *自律系 ,  *装置 ,  *スケジューリング ,  モデリング ,  逆方向 ,  印刷機械 ,  *印刷
準シソーラス用語： *利益最大化 ,  *製造装置

分類 (3件)： ネットワーク法  (KA03040X) ,  工程管理  (KB03030P) ,  利益管理  (KA05030A)

引用文献 (9件)：

• 浅野 誠, 日野昌樹, 太田 宏:”着手可能時刻と納期に制約のある単一機械スケジューリングにおける総在庫コスト最小化問題の解法“, 日本経営工学会誌, Vol.50 No.4, pp. 227-234(1999)
• 富士ゼロックス株式会社:“DocuColor 8000AP Digital Press”, http://www.fujixerox.co.jp/product/docucolor_8000/
• Kashihara, H.:“System for and method of managing jobs”, United States Patent, No.6, 571, 147 (Registered: May 27, 2003, Filed: September 16, 1998)
• 栢木 紀哉, 柳川 佳也, 宮崎 茂次:“単一工程モデルでの利益最大化生産スケジューリング”, システム制御情報学会論文誌, 第15巻第4号, pp. 203-212(2002)
• 栢木 紀哉, 柳川 佳也, 宮崎 茂次:“2工程フローショップ・モデルにおける利益最大化生産スケジューリング”, 日本機械学会論文集 (C編), 68巻672号, pp. 2502-2509(2002-8)

タイトルに関連する用語 (6件)： 自律 ,  製造装置 ,  モデル ,  利益最大化 ,  バックワード ,  スケジューリング