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J-GLOBAL ID:201002255944917722   整理番号:10A0703858

316L/DLCコーティング系の腐食挙動および機械的安定性:中間層の役割

Corrosion performance and mechanical stability of 316L/DLC coating system: Role of interlayers
著者 (5件):
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巻: 204  号: 24  ページ: 3986-3994  発行年: 2010年09月15日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,生医学への応用の背景下で,ダイアモンド状炭素(DLC)コーティングの腐食挙動および機械的安定性を観察した。高周波(RF)プラズマ支援化学蒸着(PECVD)法により医療グレード316Lステンレス鋼上にDLCを製造した。a-Si,a-SiNx,a-SiCxおよびa-SiCxNyのような非晶質水素化ケイ素基材料の中間層および窒化物中間層について結合強度の最適化をはかった。動電位分極試験を行い316L/DLCコーティング系の腐食挙動を評価した。また,電気化学的インピーダンス分光分析(EIS)をとおして,シミュレート体液への長期間浸漬時のコーティング安定性を評価した。リンゲル液への2年間にわたる浸漬時のEISスペクトル変化をモニタした。最大結合強度に加えて,a-SiNx中間層は液体への不浸透性があるためDLC系の腐食抵抗を著しく改善する事が判った。窒化物中間層DLCと比較して,腐食電流密度における2桁の大きさの改善によりこれを証明可能である。a-SiNx中間層はシミュレート体液環境におけるDLCコーティング系の機械的安定性を本質的に増進させる。これは,2年間の浸漬後にも結合強度の僅かな減少(20%以下)および5倍の電荷移動抵抗により明確である。その上,SiドープDLCコーティングは電極/電解液界面における不動態ケイ素酸化物により優れた腐食バリア性質を示している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属材料へのセラミック被覆  ,  腐食  ,  医用素材 

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