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J-GLOBAL ID:201002255952049551   整理番号:10A0775185

二重出力モードを有する迅速水溶液フッ化物イオンセンサ

A Rapid Aqueous Fluoride Ion Sensor with Dual Output Modes
著者 (7件):
資料名:
巻: 49  号: 29  ページ: 4915-4918  発行年: 2010年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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水溶液中のフッ化物イオンを迅速に検出,定量できる携帯型センサを開発した。フッ化物イオンと珪素の間の特別な親和性,すなわちシロキシO-Si結合のフッ化物イオンによる選択的開裂,に基づく方法である。シロキシO-Si結合を含む化合物としてN-(3-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル)-4-(tert-ブチルジフェニルシリルオキシ)フェニル)ベンズアミド(BTTPB)を用いた。BTTPBを含む溶液にフッ化物イオンを加えるとすみやかにSi-O結合が開裂してN-(3-(ベンゾ[d]チアゾール-2-イル)-4-(ヒドロキシフェニル)ベンズアミド(3-BTHPB)を生成した。この開裂反応により溶液の蛍光は青紫色から明るい黄色に変化した。BTTPB,3-BTHPBは共に水に不溶であるため,溶媒としてセチルトリメチルアンモニウムブロミド(CTAB)を含むミセル水溶液を用いた。本方法は2出力型で,その1つは裸眼で観測できる比色法(青紫色蛍光から黄色蛍光への変化)で他の1つは蛍光強度測定に基づく定量である。飲料水中に含まれる許容範囲のフッ化物イオン(1~4ppm)を比色により裸眼で判定することが可能であった。蛍光強度法による検出限界は100ppb程度であった。種々のアニオンによる妨害効果はほぼ無視することができた。
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分類 (3件):
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有機けい素化合物  ,  有機化合物のルミネセンス  ,  分析機器 
物質索引 (2件):
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