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J-GLOBAL ID：201002255956908362   整理番号：10A0272430

ACEによるメタノール-水溶媒系におけるベンゾ18-クラウン-6-エーテルとアルカリ金属イオン結合の定量的特性化

ACE applied to the quantitative characterization of benzo-18-crown-6-ether binding with alkali metal ions in a methanol-water solvent system

著者 (4件)： EHALA Sille (Inst. Organic Chemistry and Biochemistry, Acad. Sci. Czech Republic, Prague, CZE) ,  MAKRLIK Emanuel (Univ. West Bohemia, Pilsen, CZE) ,  TOMAN Petr (Inst. Macromolecular Chemistry, Acad. Sci. Czech Republic, Prague, CZE) ,  KASICKA Vaclav (Inst. Organic Chemistry and Biochemistry, Acad. Sci. Czech Republic, Prague, CZE)
資料名： Electrophoresis  (Electrophoresis)
巻： 31  号： 4  ページ： 702-708  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： A0626B  ISSN： 0173-0835  CODEN： ELCTDN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： UV検出(206nm)のアフィニティーキャピラリー電気泳動(ACE)を適用し,メタノール-水溶媒系におけるベンゾ-18-クラウン-6-エーテル(B18C6)とアルカリ金属イオンの結合を定量的に評価した。Li⁺,Na⁺,K⁺,Rb⁺及びCs⁺を対象に非線形回帰分析を適用し,種々のアルカリ金属イオン濃度でのB18C6の有効電気泳動移動度依存性からB18C6-アルカリ金属イオン錯体の見かけの結合(安定度)定数(K_b)を決定した。その結果,B18C6はカリウムイオンと最も強い錯体(log K_b=2.89±0.17)を,セシウムイオン(log K_b=2.04±0.20)と最も弱い錯体を形成し,リチウムイオンとは錯体を形成しないことが分かった。混合メタノール-水溶媒系での上記錯体の結合定数はメタノールよりも約2桁低く,水よりも約1桁高かった。

シソーラス用語： *アフィニティー電気泳動 ,  キャピラリー電気泳動 ,  *生成定数 ,  結合定数 ,  *クラウンエーテル ,  金属イオン ,  *アルカリ金属錯体 ,  溶媒効果 ,  水 ,  定量的分析 ,  非線形系 ,  回帰分析 ,  イオン移動度 ,  分光測光検出器 ,  分離効率 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： アフィニティーキャピラリー電気泳動

分類 (3件)： 電気泳動分析  (CC04017K) ,  非遷移金属元素の錯体  (CE01030C) ,  配位化合物の安定度定数  (CB04030O)

物質索引 (2件)： メタノール ,  ベンゾ-18-クラウン-6

タイトルに関連する用語 (8件)： ACE ,  メタノール ,  水溶媒 ,  18-クラウン-6 ,  エーテル ,  アルカリ金属イオン ,  定量 ,  特性化