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J-GLOBAL ID：201002256027027455   整理番号：10A1464701

多点型離散化時変慣性系モデルを用いた大域的最適化

Global Optimization Using a Multi-point Type Discrete Inertial Time-varying Model

著者 (3件)： 岡本卓 (千葉大 大学院工学研究科) ,  相吉英太郎 (慶応大 理工) ,  浜田憲一郎 (慶応大 大学院理工学研究科)
資料名： 計測自動制御学会論文集  (Transactions of the Society of Instrument and Control Engineers)
巻： 46  号： 11  ページ： 642-650  発行年： 2010年11月30日 
JST資料番号： S0104A  ISSN： 0453-4654  CODEN： KJSRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 制動係数の自律調整機構を有する慣性勾配系の最適化モデルについて,時変制動係数を過去の探索履歴を考慮した時変制動係数に変更した最適化モデルを提案した。まず,連続時間時変係数慣性勾配系のモデルについて説明し,つぎに離散化時変係数慣性勾配系モデルとその探索軌道について検討した。探索軌道を有望領域に引きつけながら探索を行う多点型離散化時変慣性系モデルとエリート結合について検討し,100変数多峰性関数を用いた数値実験を実施した。他の勾配法を用いる探索法に比較して良好な手法であることを確認した。

シソーラス用語： *慣性 ,  勾配 ,  モデル ,  時変系 ,  離散系 ,  最適化 ,  制動 ,  *傾斜法 ,  カオス ,  関数 ,  探索問題
準シソーラス用語： *最適化モデル ,  多峰性関数 ,  *大域的最適化 ,  探索アルゴリズム

分類 (1件)： システム最適化手法  (IA02050Z)

引用文献 (14件)：

• 堀江. 力学モデルによる大域的最適化手法-非線形ダイナミクスと非線形最適化. システム/制御/情報. 2001, 45, 4, 205-211
• OKAMOTO, T. Global Optimization using a Synchronization of Multiple Search Points Autonomously Driven by a Chaotic Dynamic Model. J. Global Optimiz. 2008, 41, 2, 219-244
• 岡本卓. カオス最適化手法とその新展開. 計測と制御. 2008, 47, 6, 506-511
• 谷敦. カオス的最急降下法を適用したニューラルネットにおける学習および記憶想起の動特性について. 信学論 (A). 1991, J74-A-8, 1208-1215
• 藤田. 散逸系カオスを用いた大域的最適化手法. 信学論 (A). 1994, J77-A-6, 881-889

タイトルに関連する用語 (4件)： 離散化 ,  慣性系 ,  モデル ,  大域的最適化