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J-GLOBAL ID:201002256082089435   整理番号:10A0253373

実験的に強化した自由空気オゾンセッティングにおける成木ヨーロッパブナ(Fagus sylvatica L.)葉中の転写特性

Transcriptional signatures in leaves of adult European beech trees (Fagus sylvatica L.) in an experimentally enhanced free air ozone setting
著者 (8件):
資料名:
巻: 158  号:ページ: 977-982  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: D0984B  ISSN: 0269-7491  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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対流圏オゾンは植物に激しい酸化ストレスを生じる。成木のオゾンに対する転写性反応を研究するために,成熟ブナの完全に拡張した日光及び影葉を,2005年と2006年の全植生時期の4時点に収穫した。マイクロアレイ分析を,Kranzberger森林(Bavaria)の大気及び2倍大気オゾン濃度にある圃場で生育する樹木から採取した葉に対して実施した。ブナはオゾンに対応して彼等の転写物レベルを変えた。2005年と2006年で異なる転写パターンが観測された;これは気候条件とオゾン取り込みの相違によるものかもしれなかった。更に,日陰と日光葉間でmRNA発現パターンにおける相違を観測した。2005年のオゾン処理日光葉において,僅かにアップ-及びダウン-レギュレートされた転写物レベルが検出され,特に春と秋に顕著であり,一方日陰葉は低下したmRNAレベルを明確に示し,特に植生時期の終わりに顕著であった。2006年にはこのパターンは明確でなく,秋に,4つの別の転写物がオゾン処理日陰葉において僅かにアップレギュレートされた。これに加えて2つの別の転写物が春/夏において日光葉において影響を受けたことが見出された。ほんの少数の転写物レベルに於ける変化を検出したが,この観測された効果は両年で同じではなかった。結論として,高いオゾンは成木ブナ遺伝子の転写レベルに対して非常に小さい影響を示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気圏環境汚染  ,  植物に対する影響 

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