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J-GLOBAL ID:201002256111448350   整理番号:10A0978818

カナダ北極圏の環境汚染物質とヒトの健康

Environmental contaminants and human health in the Canadian Arctic
著者 (26件):
資料名:
巻: 408  号: 22  ページ: 5165-5234  発行年: 2010年10月15日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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周極の北極圏監視評価プログラム(Arctic MonitoringとAssessment Programme(AMAP))と共同し,カナダ北極圏環境汚染物質プログラム(Canadian Northern Contaminants Program(NCP))の下で開催された第3回カナダ北極圏ヒト健康評価(Canadian Arctic Human Health Assessment)は,地方の食品を含む食事を通して環境汚染物質に暴露された個人における,危険性のある健康悪影響に対する懸念に対処する。この目的は,以下のとおりである:1)カナダ北極民族の間のヒトの汚染物質濃度と暴露における変化に関するデータを提供する;2)新しい懸念汚染物質を特定する;3)危険性のある健康影響を議論する;4)地方の食物中の汚染物質についてリスクコミュニケーションを概説する;そして,5)将来の汚染物質調査と監視に関する知識格差を特定する。地方の食品の栄養的および文化的な利益はかなりなものである;しかし,一部の食事調査は,消費される地方の食品量の低下を示唆する。調査された3つの北極地方すべてにおいて,この10年にわたり母体血中のほとんどの汚染物質に関してかなりの低下が確認された。調査した民族において,イヌイットは最高濃度のほとんどすべての残留性有機汚染物質(POPs)と金属の摂取を継続している。PCBと水銀に関するカナダ保健省のガイドラインを超える母親の割合は,前回の評価以来減少したが,東側の人々のほとんどはこれらのガイドラインを上回る。新生の汚染物質の動向と健康影響を評価するさらなる監視と調査が必要である。幼児の発育調査は,免疫系機能と神経発達に対する重金属と若干のPOPsへの出生前暴露の危険性があるかすかな影響を示した。新しいデータは,いくつかの地方の食物栄養分によるイヌイット幼児の脳発達に対する重要で有益な影響を示唆する。北極圏コミュニティで最も有益であるリスク管理決定に達するための多くの社会文化的および経済要因を取り入れるため,最も成功したリスクコミュニケーションプロセスは,種々の地域の専門家と社会からのインプットを通して地方の食物の食事の危険性と利益を調和する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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環境汚染一般  ,  人間に対する影響 
タイトルに関連する用語 (3件):
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