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J-GLOBAL ID：201002256124179391   整理番号：10A1336896

熱可塑性エラストマーの最新技術 ユニークなエラストマーとエラストマー関連材料

著者 (3件)： 平田義岳 (ダイセル・エボニック) ,  中谷充 (ダイセル・エボニック) ,  六田充輝 (ダイセル・エボニック)
資料名： JETI  (JETI)
巻： 58  号： 12  ページ： 91-95  発行年： 2010年11月16日 
JST資料番号： F0013B  ISSN： 0289-4343  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ダイセル・エボニック(株)のポリアミド系熱可塑性エラストマーやその関連材料,技術について紹介した。ポリオクテニレンは1,3-ブタジエンを出発材料に,シクロオクテンをメタセシス重合により重合したものである。最大の用途は各種ゴムへの添加剤であり,接着性の改善や衝撃改良剤として,また廃タイヤの粉砕物をアスファルトに混ぜて道路に用いる際のバインダーとしても非常に有用である。また,ポリアミドとゴムの直接接着技術を利用したコンポジットフィルム(樹脂のバネ特性と軽さ,ゴムのグリップ性と摩擦特性を兼ね備えた新素材で,スポーツシューズで採用),ポリアミド系エラストマーの“反応による接着”というコンセプトを導入した複合化プロセスの簡略化の事例について紹介した。これらいずれも環境に優しいという面とコストダウンの面の両方の観点から大きな利点を持っている。

シソーラス用語： *熱可塑性ゴム ,  *ポリアミド ,  アルカジエン ,  シクロアルケン ,  メタセシス重合 ,  加工助剤 ,  粘結剤 ,  添加剤 ,  複合フィルム ,  直接反応 ,  接着 ,  接着強さ
準シソーラス用語： *ポリオクテニレン ,  衝撃改良剤

分類 (2件)： ゴム  (YH07020M) ,  ポリアミド  (YH07080A)

物質索引 (2件)： 1,3-ブタジエン ,  シクロオクテン

タイトルに関連する用語 (2件)： 熱可塑性エラストマー ,  エラストマー