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J-GLOBAL ID:201002256175953016   整理番号:10A0254819

コバルト単鎖磁石とナノ粒子の形成までの反応経路

Reaction pathway towards formation of cobalt single chain magnets and nanoparticles
著者 (6件):
資料名:
巻: 167  号:ページ: 107-113  発行年: 2010年03月15日 
JST資料番号: T0553A  ISSN: 0921-5107  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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分子磁石の登場によって,優れた高密度磁気記憶材料の探索が,この分野における調査をより活発化させた。本稿では,シクロペンタジエニル・コバルト[CoCp(CO)2]前駆物質の熱的分解に関する詳細な機械的調査を紹介した。この反応から,単鎖磁石(SCM) [Co(Cp)2]2CoCl4 (1)として特性化された可分離反応中間生成物を介して,コバルトナノ粒子(Co-NPs)が形成されることが明らかとされた。SQUID磁気測定から,Co2+イオン同士の極めて強い反磁性的相互作用が存在することが示された。5Kより低温において,ゼロ磁場冷却(ZFC),及び,磁場冷却(FC)磁化曲線が分岐し,2.5Kで観測された最大値と共に,周波数に依存した複素磁化率の痕跡が存在した。光学的調査から,Co2+ d-d遷移が,溶媒の極性の影響を受けることが示された。[Co(Cp)2]2CoCl4 (1),或いは,その先駆物質の何れかから直接,コバルトナノ粒子(Co-NPs)を得た。この粒子は,平均サイズ15nmの球面形状で,fcc結晶構造を取り,更に,室温において,強磁性体であることが分かった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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金属結晶の磁性 
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