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J-GLOBAL ID:201002256185873835   整理番号:10A0628791

安全化・高出力化・高速充電へ貢献する「リチウムイオン電池マテリアル」の最新事情 フッ素系化合物の電解液への適用

著者 (1件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 80-82  発行年: 2010年05月10日 
JST資料番号: L5969A  ISSN: 1346-3926  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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リチウムイオン電池用電解液は,主溶媒と共に,リサイクル特性改善や過充電時の安全性向上など電解液としての機能向上を目的に,様々な化合物が添加剤/溶媒として検討されている。フッ素系化合物の電解液への導入は,フッ素の電子吸引基による,1)HOMO準位の低下(耐酸化性向上),2)LUMO準位の低下(耐還元性低下),3)生成エネルギーの低下(化合物の安全性向上),4)酸素電荷の低減という特徴がある。フッ素系化合物について,一般的特徴を整理した上で,フルオロエチレンカーボネート,フルオロエーテルについて,その働きと電解液の改善効果を述べた。例えばフルオロエチレンカーボネートは,負極の被膜形成剤として用いられる。フルオロエーテルは,消炎作用を持つことが知られている。ダイキン工業(株)では従来の電解液溶媒との相溶性を改善した。この課題解決によって,フルオロエーテルは電解液の安定性をあげ,高耐電圧,良好な高温特性,電極との低反応性を付与することなどが可能になった。
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分類 (1件):
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二次電池 
引用文献 (3件):

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