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J-GLOBAL ID:201002256196835358   整理番号:10A0603108

Cu2+イオンとESRに基づくナノメータ範囲の距離測定に対するアプローチ

An Approach towards the Measurement of Nanometer Range Distances Based on Cu2+ Ions and ESR
著者 (3件):
資料名:
巻: 114  号: 18  ページ: 6165-6174  発行年: 2010年05月13日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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電子電子二重共鳴(DEER)は範囲2~8nmにあるスピン間距離を測定する強力アプローチになっている。プロリンに基づくペプチドとアラニンに基づくペプチドについてDEERを用い,Cu2+-Cu2+とCu2+-ニトロキシド距離分布を測定した。二個の銅中心,PHGGGWを含むプロリンに基づくペプチドを7個のプロリン残基が分離している。アラニンに基づくペプチドはペプチドの一方の端部にPHGGGWセグメントとペプチドの他方端部に近いシステイン残基に付着したニトロキシドスピン標識を含んでいる。Cu2+に基づくDEER信号に及ぼす配向効果を調べるため,幾つかの外部磁場と共鳴オフセットでDEER実験を行った。両ペプチドについて繊細であるが検出可能配向効果を観測した。実験データの組を解析するため,一般的理論モデルを開発した。Tikhonov調整に基づく方法は精密Cu2+に基づく距離分布を抽出するのに適用できないことを示した。その代わり,スピン中心間の距離分布と相対的配向を得るため完全データ解析を必要とした。両ペプチドについて,30Å平均Cu2+-Cu2+と27Å平均Cu2+-ニトロキシド距離を決定した。これらの距離は構造モデル及び初期測定と因果関係にある。配向効果を試験することによってこれらの両モデルペプチドにおける常磁性中心間の相対的配向に関する拘束を決定した。データ解析手法は系に無関係であり,それゆえ一層複雑な生体系に適用できる。
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分類 (2件):
分類
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蛋白質・ペプチド一般  ,  有機化合物のEPR 
タイトルに関連する用語 (4件):
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