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J-GLOBAL ID：201002256209657489   整理番号：10A0700302

アシルオキシアミンをもつスチレンの重合の速度論的側面

Kinetic Aspects of Styrene Polymerization with an Acyloxyamine

著者 (4件)： NABIFAR Afsaneh (Univ. Waterloo, Ontario, CAN) ,  MCMANUS Neil T. (Univ. Waterloo, Ontario, CAN) ,  VIVALDO-LIMA Eduardo (Universidad Nacional Autonoma de Mexico, Mexico, MEX) ,  PENLIDIS Alexander (Univ. Waterloo, Ontario, CAN)
資料名： Journal of Macromolecular Science. Part A. Pure and Applied Chemistry  (Journal of Macromolecular Science. Part A. Pure and Applied Chemistry)
巻： 47  号： 4/6  ページ： 496-502  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： B0697A  ISSN： 1060-1325  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有力な安定剤であるヒンダードアミンとしてアシルオキシアミンを用いて,スチレンの重合の速度論を検討し,併せて純粋なスチレンの熱重合及びTEMPOを用いた制御したラジカル条件のもとでのスチレンの重合の結果と比較検討した。その結果,アシルオキシアミンを用いた種々の温度でのスチレンの重合は120~180°Cの温度範囲ではむしろ規則的な熱重合のように挙動することを示した。これに対して180~200°C以上ではアシルオキシアミンは開始剤様の寄与をし,重合速度は増加し,分子量は低下している。これは転化率と分子量平均についての数学的モデリングによって裏付けされる。アシルオキシアミンとTEMPOはヒンダードアミンとして分類されるが,スチレンの重合については非常に異なった寄与をする。

シソーラス用語： *ビニル化合物 ,  芳香族炭化水素 ,  重合 ,  *アシルオキシル化 ,  *アミン ,  *反応速度論 ,  転化率 ,  分子量 ,  反応速度 ,  *安定剤
準シソーラス用語： 単独重合 ,  重合速度

分類 (2件)： 単独重合  (CG04020S) ,  重合触媒,重合開始剤  (CG04070V)

物質索引 (1件)： スチレン

タイトルに関連する用語 (3件)： スチレン ,  重合 ,  速度論