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J-GLOBAL ID:201002256209675126   整理番号:10A0851488

二元有機溶媒を用いた高電気伝導率を有する未置換ポリチオフェンの簡易かつ迅速な合成

A facile and rapid synthesis of unsubstituted polythiophene with high electrical conductivity using binary organic solvents
著者 (4件):
資料名:
巻: 51  号: 18  ページ: 4069-4076  発行年: 2010年08月19日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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チオフェンと酸化剤をそれぞれ含んだジクロロメタンとアセトニトリルを,種々の条件下,すなわち,酸化剤/単量体モル比,重合温度,及び反応時間,での未置換ポリチオフェン(UPTh)の酸化的合成用の二元有機溶媒として採用した。また,UPThの化学的及び物理的特性に及ぼす重合媒体の効果も詳しく調べた。アセトニトリル中または水溶液中だけで重合したUPThsの電気伝導率は,それぞれ,1.0×10-4 Scm-1及びゼロであった。しかしながら,二元有機溶媒系中,0°C,酸化剤/単量体モル比5:1及び反応時間0.2時間の条件下で得られたUPThは,後ドーピングプロセス無しで,20.1 Scm-1の最高の電気伝導率を示した。さらに,それはアセトニトリル中または水性媒体中で得られるものよりも,増大された結晶構造,熱安定性,及びより長いπ-共役長さを示した。重合媒体としての水の存在は,水分子の求核的攻撃によりUPTh主鎖へのヒドロキシル及びカルボニル基の組込を必然的に引き起こすこともまた見いだした。それ故,これらの望ましくない構造は共役構造を破壊し,その結果,電気的に非伝導性のUPThが生成した。二元溶媒中で調製されたUPThのモルフォロジーは,ナノ粒子(50~200 nm)凝集体のように見えた。有機溶媒の組み合わせは,高電導度を持つUPThsの簡易かつ迅速な合成への他の系統的アプローチを提供すると思われる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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高分子固体の物理的性質  ,  反応に及ぼすその他の効果 
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