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J-GLOBAL ID:201002256221363130   整理番号:10A0214074

エレクトロスプレイのプルームにおける溶媒極性の発展

Evolution of the Solvent Polarity in an Electrospray Plume
著者 (2件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 378-385  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: W0174A  ISSN: 1044-0305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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溶媒極性は生化学に最も広く利用される分析法のエレクトロスプレイイオン化質量分析(ESI-MS)において重要な役割を果たしている。溶媒極性がESI-MS測定にどのように影響するかを包括的に理解するため,エタノール溶液から生成したエレクトロスプレイのプルームにおける溶媒極性の変化をレーザ誘起蛍光(LIF)分光法によって検討した。プローブとして2種のソルバトクロミック色素(すなわち蛍光が溶媒極性に影響されやすい色素)ナイルブルー及びDCM(4-ジシアノメチレン-2-メチル-6-p-ジメチルアミノスチリル-4H-ピラン)を利用した。2種の色素の発光ピーク波長は測定点をスプレーチップから離してプルームの半径方向に移動した場合に有意な赤色偏移(8~12nm)を示し,液滴の収縮過程で著しい極性変化が見られた。発光強度は基準として極性に感応しない色素によって測定した。その結果はピーク波長測定と一致した。プルームにおける溶媒極性の変化の原因となる2種類の重要な機構である周辺大気から水の取込み及び溶媒の蒸発について考察した。さらに,溶媒極性の変化に関する定量分析をLippert-Matagaの極性パラメータΔfを用いて行った。Δf値はESIプルームの周辺で0.305~0.307に達し,小さな液滴における溶媒極性はバルクの溶媒が1%以下の水分不純物を含むエタノールであるにもかかわらず,30%水及び70%エタノール混合物の値(Δf=0.307)に近かった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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