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J-GLOBAL ID:201002256222074522   整理番号:10A0798401

熱分析で測定したマンガンコバルタイトスピネルCo3-xMnxO4(0≦x≦1)におけるカチオン分布

Cation distribution in manganese cobaltite spinels Co3-x Mnx O4 (0 ≦ x ≦ 1) determined by thermal analysis
著者 (4件):
資料名:
巻: 101  号:ページ: 137-142  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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CoとMnの混合しゅう酸塩[(Co1-αMnα)C2O4・2H2O(0≦α≦1;x=3α)]を800°C,4h熱処理してマンガンコバルタイトスピネル[Co3-xMnxO4(0≦x≦1)]粉末を調製した。調製試料の結晶相,結晶パラメータ,結晶サイズ,比表面積,Mn及びCo含有量,熱挙動をX線回折分析,エネルギー分散X線分光分析,TG-DTG分析などで測定した。TGデータはCo2+/CoIII及びMn3+/Mn4+対を含む2段階の相変態から成る明確な酸化-還元現象が生じていることを示していた。TGデータの解析より対応する立方晶スピネル組成のカチオン分布を得た。Co2+[Coa2+CobIIIMnc3+Mnd4+]O42-と記述されるカチオン分布は八面体部位における二重混合原子価の存在で特性化され,セラミックの半導性と一致した。提示した新しいカチオン分布によりCo3-xMnxO4スピネルセラミックで生じる八面体部位に配位したCo2+/CoIII対とMn3+/Mn4+対との間のポーラロンホッピング機構による電子伝導が説明できる。
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分類 (2件):
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塩基,金属酸化物  ,  無機化合物の化学分析 
タイトルに関連する用語 (2件):
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