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J-GLOBAL ID:201002256283642639   整理番号:10A0238933

カッサバ皮の熱分解で得られた活性炭による水溶液からの銅吸着

Adsorption of copper from aqueous solution by activated carbons obtained by pyrolysis of cassava peel
著者 (2件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 188-193  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: B0809A  ISSN: 0165-2370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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化学的活性の塩化亜鉛存在下でカッサバ皮の熱分解により活性炭(AC)を調製した。初期湿式(IW)法の変形手法に基づいてコロンビア産カッサバ栽培種のカッサバ皮のZnCl2水溶液浸漬処理を行った。様々な濃度の溶液を用いて,40,70,110及び160wt.%の浸漬比の試料を作製した。活性化処理はアルゴン気流中で823Kの温度までの加熱,1時間のソーキング処理に依る。得られた活性炭の多孔構造は77KにおけるN2及び273KにおけるCO2物理吸着を用いてキャラクタリゼーションを行った。活性化の際に用いるZnCl2の比率を変えるだけで多孔構造は容易に制御できるため,浸漬比はこれらの活性炭の多孔構造に強い影響を持っていることを示した。浸漬比が低い活性炭では本質的にミクロ多孔質の活性炭になる。中間的な浸漬比では,ミクロ多孔質からメソ多孔質に至る,より一層広い細孔サイズ分布を持つ活性炭が得られた。最終的に,浸漬比が高いと,表面積と細孔体積の高い本質的にメソ多孔質の活性炭が得られた。Sips,Toth,Radke-Prausnitz及びVieth-Sladekの4種類の最適適合した3パラメーター吸着等温式から,カッサバ皮活性炭は55mg/gの銅イオンを取り込むことが示された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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固-液界面  ,  炭素とその化合物 

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