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J-GLOBAL ID：201002256292252983   整理番号：10A0106858

ポリ(1,3-シクロヘキサジエン)の脱水素に及ぼす溶媒効果 ベンゾキノン-芳香族炭化水素電荷移動錯体の形成と特性

Effect of Solvent on the Dehydrogenation of Poly(1,3-cyclohexadiene): Formation and Characteristics of Benzoquinone-Aromatic Hydrocarbon Charge-Transfer Complexes

著者 (4件)： NATORI Itaru (Tokyo Univ. Agriculture & Technol., Tokyo, JPN) ,  NATORI Shizue (Tokyo Univ. Agriculture & Technol., Tokyo, JPN) ,  SEKIKAWA Hiroyuki (Tokyo Univ. Agriculture & Technol., Tokyo, JPN) ,  OGINO Kenji (Tokyo Univ. Agriculture & Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry  (Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry)
巻： 48  号： 2  ページ： 342-350  発行年： 2010年01月15日 
JST資料番号： C0337C  ISSN： 0887-624X  CODEN： JPLCAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(1,3-シクロヘキサジエン){PCHD}の2,3-ジクロロ-5,6-ジシアノ-1,4-ベンゾキノン{DDQ}または2,3,5,6-テトラクロロ-1,4-ベンゾキノン{TCQ}による脱水素は溶媒の型で影響され,ベンゾニトリル,1,2-ジクロロベンゼン,クロロベンゼン,1,2,4-トリクロロベンゼンなど芳香族炭化水素系溶媒が好成績を示した。DDQまたはTCQと芳香族炭化水素間で電荷移動錯体が形成され,本錯体の反応性はフリーDDQやTCQよりずっと高かった。DDQに比べて大きな反磁性¹³C-NMRシフトを示すDDQ-芳香族炭化水素錯体の形成が反応性増加の原因であった。TCQ-芳香族炭化水素錯体では芳香族炭化水素における電子吸引基の存在がTCQの反応性向上に寄与した。

シソーラス用語： ポリフェニレン ,  *脱水素 ,  溶媒効果 ,  反応機構 ,  電荷移動錯体 ,  芳香族炭化水素 ,  炭素13NMR ,  陽子磁気共鳴 ,  分子構造 ,  芳香族塩素化合物 ,  ジエン ,  シクロアルケン ,  キノン ,  脂環式化合物 ,  有機塩素化合物 ,  環状エーテル ,  アルキルベンゼン ,  芳香族ニトリル
準シソーラス用語： *ポリシクロヘキサジエン

分類 (3件)： 高分子と低分子との反応  (CG03020L) ,  シクロヘキサン系  (CF04050W) ,  反応に及ぼすその他の効果  (CF02120K)

物質索引 (10件)： 1,2,4-トリクロロベンゼン ,  1,2-ジクロロベンゼン ,  1,3-シクロヘキサジエン ,  1-クロロナフタレン ,  DDQ ,  クロラニル ,  クロロベンゼン ,  テトラヒドロフラン ,  o-キシレン ,  ベンゾニトリル

タイトルに関連する用語 (5件)： 脱水素 ,  溶媒効果 ,  ベンゾキノン ,  芳香族炭化水素 ,  電荷移動錯体