抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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白金の電気抵抗の温度特性を用いた抵抗温度計は白金抵抗温度計と呼ばれ,用途により標準白金抵抗温度計(SPRT)と工業用白金抵抗温度計(IPRT)に分けられる。SPRTは非常に高い分解能と安定性を有し高精度の温度測定が可能である。抵抗温度計を用いて温度測定を行う場合,抵抗体に電流を流して使用するが,抵抗体にジュール熱(自己加熱)が発生するため実際の温度より高い温度を示す。SPRTの自己加熱による影響の調査として測定温度に対する自己加熱の影響を除去するため,複数電流による抵抗測定を行い電流が零のときの抵抗値を外挿で求める。測定温度に対する自己加熱及び測定電流の違いによる自己加熱の影響を実験的に調査し報告した。