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J-GLOBAL ID：201002256350949124   整理番号：10A0860145

不均一分布ネットワークにおける協力マルチホップ伝送のアウテージ確率に関する一検討

A Study on Outage Probability of Collaborative Multi-Hop Transmission in Non-Uniformly Distributed Network

著者 (3件)： 小林俊貴 (静岡大 大学院工学研究科) ,  石橋功至 (静岡大 工) ,  和田忠浩 (静岡大 工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 127(RCS2010 48-76)  ページ： 113-118  発行年： 2010年07月08日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,高信頼通信と端末の省電力化を同時に達成する技術として協力マルチホップ伝送が提案され,活発に研究されている。センサネットワークでは,観測対象となる環境上に無作為にセンサ端末をばらまくため,センサ端末が均一に配置されることは稀である。しかし,従来の研究では,全てのクラスタが同一の端末数であるという仮定の下で検討が行われており,このような不均一分布ネットワークにおける協力マルチホップ伝送方式の特性については未だ検討されていない。本研究では,センサ端末を不均一に配置したネットワークにおける協力マルチホップ伝送のアウテージ確率特性を示し,効率的な通信を実現する中継端末の配置について検討する。(著者抄録)

シソーラス用語： *センサネットワーク ,  通信中継 ,  センサ ,  端末装置 ,  信号伝送 ,  *配置問題 ,  通信障害 ,  効率化
準シソーラス用語： アウテージ ,  データ伝送 ,  マルチホップ ,  *無線センサネットワーク

分類 (2件)： 無線通信一般  (ND08010L) ,  その他のオペレーションズリサーチの手法  (KA03070E)

引用文献 (7件)：

• ALAMOUTI, S. M. A simple transmit diversity technique for wireless communications. IEEE J. Select Areas Commun. 1998, 16, 8, 1451-1458
• WORNELL, G. W. Energy-efficient antenna sharing and relaying for wireless networks. Proc. of IEEE WCNC'00, Sep. 2000, 7-12
• OISHI, Y. Theoretical FER performance of multi-hop wireless cooperative networks using transmit diversity. Proc. of IEEE VTC Spring 2008, May. 2008, 2366-2369
• 西村直記. ブロックレイリーフェーディング環境下における協力マルチホップ伝送に関する一検討. 第32回情報理論とその応用学会 (SITA2009), 山口県山口市, 12月. 2009
• NISHIMURA, N. Theoretical Analysis of Collaborative Multi-hop Transmission over Block Rayleigh Fading Channels. IEICE Information Theory Conference, Honolulu, Hawaii, Jan. 2010. 2010

タイトルに関連する用語 (4件)： 不均一分布 ,  協力 ,  マルチホップ ,  アウテージ確率