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J-GLOBAL ID:201002256385431012   整理番号:10A0606628

CMAQを用いる中国の地域的大気汚染の理解:第一部。性能評価と季節的変動

Understanding of regional air pollution over China using CMAQ, part I performance evaluation and seasonal variation
著者 (11件):
資料名:
巻: 44  号: 20  ページ: 2415-2426  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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US EPA Models-3コミュニティマルチスケール大気質(CMAQ)モデリングシステムのプロセス解析ツールを用いて,中国の主要な大気汚染物質の季節的変動と生成機構を調べた。シミュレーションの結果,以下のような明確な季節的変動が示された。すなわち,二酸化硫黄(SO2),二酸化窒素(NO2),及び空力学的直径が10μm以下の粒子(PM10),一酸化炭素(CO)及びNO2の質量柱密度,及びエアロゾルの光学的深さ(AOD)は冬と秋が他の季節に比較して大きく,O3の1時間値と対流圏オゾン剰余項(TOR)は春と夏の方が他の季節より大きい。ほとんどの化学種の高濃度の値は国内で大気汚染質エミッションが最高である中国東部で見られる。地表観測と比較すると,SO2,NO2,及びPM10濃度のシミュレーション結果は年間を通じて過小に予測されており,そのNMBはそれぞれ最大で-51.8%,-32%,及び-54.2%である。このように大きな偏倚はエミッション,シミュレーションされた気象,及び大気汚染指数に基づく観測の偏差によるものである。36km分解能における1月と7月のO3の1時間値の最大値は過大予測されており,その際のNMBは12.0%と19.3%であり,4月と10月では良く一致する。柱密度のシミュレーション結果は中国東部の高濃度と中国中央部及び西部の低濃度を捕捉している。過小予測は中国東北部において4月のCO柱濃度,7月のTOR,及び4月t07月のAODについて起こり,過大予測は中国東部において10月のCO柱密度,1月と10月のNO2,及び1月と10月のAODについて起こる。12km分解能でのシミュレーションの結果,高度に汚染された地域については36km分解能の結果よりもシミュレーションされた濃度の詳細な構造を与えるが,必ずしも36km分解能の結果よりも良い結果が得られるとは限らない。地表濃度はNO2の柱密度を除いては柱変数よりも格子分解能に敏感であり,また山岳地域と沿岸地域についての方がその他の地域についてよりも敏感である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気圏環境汚染  ,  粒状物調査測定  ,  研究開発  ,  対流圏・成層圏の地球化学 

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