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J-GLOBAL ID：201002256427810434   整理番号：10A0950474

内部ガス量を変化させたADC12アルミニウム合金ダイカストの作製とそれらを用いた摩擦攪拌法によるポーラスアルミニウム

Fabrication of Various Types of ADC12 Aluminum Alloy Die Castings Containing Different Amount of Gases and Porous Aluminum Fabricated by Friction Stir Processing

著者 (6件)： 半谷禎彦 (群馬大学大学院工学研究科機械システム工学専攻) ,  加藤弘規 (群馬大学大学院工学研究科機械システム工学専攻) ,  宇都宮登雄 (芝浦工業大学先端工学研究機構) ,  北原総一郎 (グンダイ株式会社) ,  桑水流理 (福井大学大学院工学研究科原子力・エネルギー安全工学専攻) ,  吉川暢宏 (東京大学生産技術研究所)
資料名： 日本金属学会誌  (Journal of the Japan Institute of Metals and Materials)
巻： 74  号： 9  ページ： 592-597 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： G0023A  ISSN： 0021-4876  CODEN： NIKGAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポーラスアルミニウムは軽量で衝突吸収特性能に優れることから,自動車部材などへの適用が期待されている。本研究では,まずダイカスト条件を様々に変えることでガス量やガス成分の割合が異なったADC12アルミニウム合金ダイカスト板材を作製した。次にこれらの板材に摩擦攪拌法を適用してポーラスアルミニウムを作製し,ダイカスト材に含有するガス量やガス成分の割合が気孔率に及ぼす影響について検討した。ダイカスト材に含有する気体を利用することで,発泡剤を使用せずに最大気孔率約60%のADC12ポーラスアルミニウムを作製できた。また,気孔面積は小さく円形度が非常に高い細孔構造が得られた。ダイカスト板材に含有する全ガス量と気孔率の関係は,非常に良い相関を示した。

シソーラス用語： *多孔質金属 ,  JIS【規格】 ,  *アルミニウム合金 ,  ダイカスト ,  表面加工 ,  気体 ,  *金属組織 ,  細孔構造 ,  制御 ,  空隙率 ,  細孔径 ,  細孔径分布 ,  X線CT ,  相対密度 ,  真円度 ,  水素 ,  窒素 ,  二酸化炭素 ,  摩擦撹拌処理
準シソーラス用語： ADC12 ,  ミクロ組織【金属組織】 ,  組織制御

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (29件)：

• 1) J. Banhart: Prog. Mater. Sci. 46(2001) 559-632.
• 2) H. Nakajima: Prog. Mater. Sci. 52(2007) 1091-1173.
• 3) K. Kitazono: Materia Japan 47(2008) 177.
• 4) H. D. Kunze, J. Baumeister, J. Banhart and M. Weber: Powder Metallurgy International 25(1993) 182-185.
• 5) F. Baumgartner, I. Duarte and J. Banhart: Adv. Eng. Mater. 2(2000) 168-174.

タイトルに関連する用語 (7件)： ガス量 ,  ADC12 ,  アルミニウム合金 ,  ダイカスト ,  作製 ,  摩擦 ,  攪拌