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J-GLOBAL ID:201002256438062855   整理番号:10A0900942

イノシトールトリスリン酸受容体のカルシウム依存性立体配座変化

Calcium-dependent Conformational Changes in Inositol Trisphosphate Receptors
著者 (6件):
資料名:
巻: 285  号: 32  ページ: 25085-25093  発行年: 2010年08月06日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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トリプシンによる限定分解とPEG-マレイミド(MPEG)との反応性を用いて,Ca2+が誘導する細胞膜におけるイノシトールトリスリン酸受容体(IP3R)の配座転移について調べた。保護された膜内部のエピトープではなくてC末端のエピトープ(CT-1)に対する抗体で調べた結果,Ca2+は95kDaのC末端トリプシン断片の生成を低下させたので,Ca2+はトリプシンがC末端のエピトープを分解するようにIP3Rの配座転移を誘導することが示唆された。Ca2+の最大効果の半分の効果は約0.5μMで得られ,IP3による阻害に対し感受性があった。また,Ca2+は95kDa断片のチオールとMPEG-5との反応を促進した。この効果は,膜ドメイン近くの互いに近接している6つのシステインが変異(C2000S,C2008S,C2010S,C2043S,C2047S,C2053S)すると,またはN末端のサプレッサードメイン(アミノ酸1-225)を欠失すると,消失した。C末端残基のシステイン置換変異体(A2749C)は,Ca2+が無くてもMPEG-5またはMPEG-20に自由に接近することができた。尾部内部のシステイン置換変異体は,Ca2+で反応性は上がっても,MPEG-5との反応性は乏しかった。
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  分子構造 
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