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J-GLOBAL ID：201002256445369680   整理番号：10A0663839

Artocarpus rigidaの細胞毒性成分及びNF-κB阻害成分

Cytotoxic and NF-κB Inhibitory Constituents of Artocarpus rigida

著者 (8件)： REN Yulin (Ohio State Univ., Ohio) ,  KARDONO Leonardus B. S. (Indonesian Inst. of Sci., Tangerang, IDN) ,  RISWAN Soedarsono (Indonesian Inst. of Sci., Bogor, IDN) ,  CHAI Heebyung (Ohio State Univ., Ohio) ,  FARNSWORTH Norman R. (Univ. Illinois at Chicago, Illinois) ,  SOEJARTO Djaja D. (Univ. Illinois at Chicago, Illinois) ,  DE BLANCO Esperanza J. C. (Ohio State Univ., Ohio) ,  KINGHORN A. Douglas (Ohio State Univ., Ohio)
資料名： Journal of Natural Products  (Journal of Natural Products)
巻： 73  号： 5  ページ： 949-955  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： C0012B  ISSN： 0163-3864  CODEN： JNPRDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々の生物から,新規な天然抗腫瘍薬を見つけ出す研究を続けている。インドネシアの西ジャワ島で採集したArtocarpus rigida(クワ科)の小枝のMeOH抽出液から,新規な4種類のプレニル化フラボノイド(名付けてアルトリギジンA~C,及びシクロリギドール),及び新規な1種類のスチルベノイド(名付けてアルトリスチルベン)を単離した。この時に,既知化合物9種類も一緒に単離した。スペクトルデータに基づいて,これら新規化合物の構造を決定した。単離化合物全部について,HT-29ヒト大腸癌細胞系に対して,細胞毒性活性を評価した。アルトリギジンB,及び既知化合物2種類が強い活性を示した(ED₅₀値=3.2~3.7μM)。アルトリギジンAがNF-κBp50試験において,既知化合物のアルトビロキサントンがNF-κBp65試験において,最高のNF-κB阻害活性を示した(それぞれのIC₅₀値=2.0及び2.3μM)。

シソーラス用語： *細胞毒性 ,  絶対配置 ,  円偏光二色スペクトル ,  薬物 ,  クワ科 ,  生物 ,  ジャワ ,  生体成分分析 ,  *フラボノイド ,  抗腫瘍薬 ,  枝 ,  プレニル化 ,  単離 ,  測定データ ,  分子構造 ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  紫外吸収スペクトル ,  赤外吸収スペクトル ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  炭素13NMR ,  HMBC【磁気共鳴】 ,  NOESY ,  HMQC【磁気共鳴】
準シソーラス用語： Artocarpus rigida ,  DEPT ,  HT29細胞 ,  *NFκB阻害剤 ,  ジャワ島 ,  スペクトルデータ ,  生物体 ,  大腸癌細胞 ,  天然物

分類 (3件)： ピランの縮合誘導体  (CF07093I) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

物質索引 (5件)： アルトリギジンA ,  アルトリギジンB ,  アルトリギジンC ,  アルトリスチルベン ,  シクロリギドール

タイトルに関連する用語 (4件)： Artocarpus ,  細胞毒性 ,  NF-κB ,  阻害