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J-GLOBAL ID：201002256465383434   整理番号：10A0161986

音響的に誘導されたキャビテーションバブル特性の時間反転に基づく経頭蓋超音波治療

Transcranial Ultrasonic Therapy Based on Time Reversal of Acoustically Induced Cavitation Bubble Signature

著者 (6件)： GATEAU Jerome (Univ. Paris VII, Paris, FRA) ,  MARSAC Laurent (Supersonic Imagine, Aix-en-Provence, FRA) ,  PERNOT Mathieu (Ecole Superieure de Physique et Chimie Industrielles de la Ville de Paris, Paris, FRA) ,  AUBRY Jean-Francois (Ecole Superieure de Physique et Chimie Industrielles de la Ville de Paris, Paris, FRA) ,  TANTER Mickael (Ecole Superieure de Physique et Chimie Industrielles de la Ville de Paris, Paris, FRA) ,  FINK Mathias (Ecole Superieure de Physique et Chimie Industrielles de la Ville de Paris, Paris, FRA)
資料名： IEEE Transactions on Biomedical Engineering  (IEEE Transactions on Biomedical Engineering)
巻： 57  号： 1  ページ： 134-144  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： C0236A  ISSN： 0018-9294  CODEN： IEBEAX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 経頭蓋超音波治療では頭蓋骨によるビームのひずみや拡散による治療効果の低下が問題となる。頭蓋骨によるひずみを補正するために位相収差補正が行われるが,さらに照射パワー最適利用のための適応手法が研究されている。現在は時間反転法による適応照射が広く用いられているが,参照用として脳内の超音波源からの信号または,CT画像データを元にシミュレーションした疑似音源信号データを必要とする。報告者らはアレイ照射による高密度焦点式超音波(HIFU)の経頭蓋治療において,最初にシミュレーション疑似音源による適応照射を用いて焦点照射し,これで生じたキャビテーション信号を参照に時間反転により幾何学焦点を再生する手法を開発した。ヒト頭蓋骨およびゲルファントムで本法の評価実験を行い,この段階的手順によりHIFU性能が改善できることを明らかにした。

シソーラス用語： *ジアテルミー ,  *超音波照射 ,  *頭蓋骨 ,  歪補正 ,  *適応制御 ,  アレイ ,  生体シミュレーション ,  ヒト ,  ファントム ,  気泡
準シソーラス用語： ゲルファントム ,  *経頭蓋治療 ,  高密度焦点式超音波療法 ,  時間反転 ,  治療効果 ,  *超音波治療 ,  評価実験

分類 (3件)： 臨床治療学  (GC03013R) ,  体部・局部の特定事項  (GC10000R) ,  その他の音響応用  (BB03100I)

タイトルに関連する用語 (6件)： 音響 ,  誘導 ,  キャビテーションバブル ,  時間反転 ,  頭蓋 ,  超音波治療