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J-GLOBAL ID:201002256527083130   整理番号:10A0468226

βブロッカの電気化学的分解 単一と多成分合成水溶液での研究

Electrochemical degradation of β-blockers. Studies on single and multicomponent synthetic aqueous solutions
著者 (4件):
資料名:
巻: 44  号: 10  ページ: 3109-3120  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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筆者等の知る限りでは,これは天然水で高頻度で発生している医薬品系汚染物質のβブロッカを含む溶液の電気化学的分解を報告した最初の研究である。2つの優れた環境に優しい電気化学的先進酸化プロセス,即ち陽極酸化(AO)と電気Fenton(EF)の酸化能力を,実験室規模のin situでH<sub>2</sub>O<sub>2</sub>を電気的に発生できる炭素フェルト陰極を用いてpH3.0の一定電流でバルク電解を行って,比較した。単一成分水溶液の研究は,モデルβブロッカとしてアテノロールに焦点を絞った。AOプロセスはPt陽極より大表面積のホウ素ドープダイヤモンド(BDD)陽極を用いる方がかなり効率的で,これを大量の活性ヒドロキシルラジカル(BDD(・OH))とこれらの寄生的反応の無機化で説明した。Pt陽極と0.2mmol l<sup>-1</sup>Fe<sup>2+</sup>を用いたEFプロセスは,擬似一次元速度式に従うアテノロールの迅速な分解と,急速な無機化の同様な高い性能を示し,バルクの酸化プロセスが物質移動律速を克服できたためであった。芳香族と短鎖カルボン酸中間体濃度の経時変化は,溶液の漸進的解毒を実証した。初期N含量の約100%がNH<sub>4</sub><sup>+</sup>として蓄積した。通常水環境で一緒に生じるアテノロール,メトプロロールとプロプラノロールを含む多成分溶液を,Pt/炭素フェルト電解槽を用いるEFで処理した。総合的全有機炭素(TOC)除去までの高い無機化速度を観測し,これはエネルギー消費を低減した。各βブロッカの・OHとの反応の絶対速度定数を決定し,反応性は次の順,アテノロール(1.42×10<sup>9</sup>lmol<sup>-1</sup>s<sup>-1</sup>)<メトプロロール(2.07×10<sup>9</sup>lmol<sup>-1</sup>s<sup>-1</sup>)<プロプラノロール(3.36×10<sup>9</sup>lmol<sup>-1</sup>s<sup>-1</sup>)で増加することが判った。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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用水の化学的処理  ,  その他の汚染原因物質  ,  神経系作用薬一般 
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