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J-GLOBAL ID:201002256557999644   整理番号:10A0467887

古細菌Dim2様蛋白質であるaDim2pはa/eIF2α及び16S rRNAの3′末端断片と三成分複合体を形成する

An Archaeal Dim2-Like Protein, aDim2p, Forms a Ternary Complex with a/eIF2α and the 3′ End Fragment of 16S rRNA
著者 (5件):
資料名:
巻: 398  号:ページ: 774-785  発行年: 2010年05月21日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Dim2pは18S rRNAの成熟に必要な真核生物低分子リボゾームサブユニットRNAプロセシング因子である。本研究において,Dim2pの古細菌相同体であるaDim2pが,eIF2αの古細菌相同体であるa/eIF2α,及び16S rRNAの3′末端配列を持つRNA断片と三成分複合体を形成することを,溶液及び結晶の両方において示した。三成分複合体の2.8Å結晶構造から,aDim2pの二つのKHドメイン,すなわちKH-1及び-2が,標的rRNA断片の抗Shine-Dalgarnoコア配列(CCUCC-3′)及び高度保存隣接配列(5′-GGAUCA)との結合に各々関与していることを明らかにした。表面プラズモン共鳴の結果から,aDim2pと標的rRNA断片との相互作用が極めて強くて9.8×10-10Mの解離定数を持つこと,及びaDim2pが16S rRNAの3′末端配列に対して強いヌクレオチド配列選択性を持つことを示した。他方で,aDim2pはRNA結合にかかわりなく,a/eIF2αの単離したαサブユニット及び無傷αβγ複合体と相互作用した。これらの結果から,aDim2pが16S rRNAの3′末端配列(5′-GAUCACCUCC-3′)を認識する考えられうる古細菌プレrRNAプロセシング因子であり,a/eIF2やaRio2pなどの他の蛋白質と相互作用することによりin vivoにおいて複数の生物学的役割を担っていることを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 

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