文献

J-GLOBAL ID：201002256566382854   整理番号：10A1245337

〈海洋ブロードバンドシンポジウム〉内航船のための気象海象

著者 (1件)： 松浦邦明 (日本気象協)
資料名： Navigation (Tokyo)  (Navigation (Tokyo))
号： 174  ページ： 59-61  発行年： 2010年09月30日 
JST資料番号： G0250A  ISSN： 0919-9985  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道航路と宇部航路の例について,内航船を対象として,ウェザールーティングサービス(WRS)における気象海象予測を高密度に行い,データ同化により修正して,高頻度に予測情報を更新することにより,気象海象予測誤差を低減した。更に,気象海象の不確実性を考慮した航海計画作成アルゴリズムを開発し,実船運航システムを構築して実証実験を実施した。その結果,RORO船,セメント船に対して,燃料消費量を約5%削減する効果があることを確認した。

シソーラス用語： 通信方式 ,  *沿岸航路船 ,  海洋気象 ,  *海象 ,  予測モデル ,  *最適航路 ,  ロールオンロールオフ船 ,  ばら積貨物船 ,  *燃料消費率 ,  経路選定 ,  通信操作
準シソーラス用語： セメント運搬船 ,  ブロードバンド通信

分類 (2件)： 航海と実務  (TD01020F) ,  波浪,潮流  (DC06040R)

引用文献 (4件)：

• 新エネルギー・産業技術総合開発機 (NEDO). エネルギー使用合理化技術戦略的開発・エネルギー有効利用基盤技術先導研究開発. 内航船の環境調和型運行計画支援システムの研究開発報告書. 2009, 23-51
• 松浦邦明. 高解像度波浪推算データベースとNOWPHAS沿岸波浪観測値を利用した方向スペクトル客観解析値の推定. 海洋開発論文集. 2008, 24, 915-920
• 宮澤泰正. JAMSTECにおける技術開発, 数値海流予測システムJCOPE. (社) 日本新開技術境界会報. 2009, 60, 11-15
• MATSUMOTO, K. Ocean Tide Models Developed by Assimilating TOPEX/POSEIDON Altimeter Data into Hydrodynamical Model : A Global Model and a Regional Model Around Japan. Journal of Oceanography. 2000, 56, 567-581

タイトルに関連する用語 (6件)： 海洋 ,  ブロードバンド ,  シンポジウム ,  内航船 ,  気象 ,  海象