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J-GLOBAL ID：201002256578343170   整理番号：10A0253871

室温の超高真空走査型トンネル顕微鏡によるAu(111)上のCoTPPのエッジおよびテラス構造

Edge and terrace structure of CoTPP on Au(111) investigated by ultra-high vacuum scanning tunnelling microscopy at room temperature

著者 (2件)： YANG Zhi-yong (Nanoscience Center, Cambridge Univ., 11 JJ Thomson Avenue, Cambridge CB3 0FF, GBR) ,  DURKAN Colm (Nanoscience Center, Cambridge Univ., 11 JJ Thomson Avenue, Cambridge CB3 0FF, GBR)
資料名： Surface Science  (Surface Science)
巻： 604  号： 7-8  ページ： 660-665  発行年： 2010年04月15日 
JST資料番号： C0129B  ISSN： 0039-6028  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Au(111)上のコバルト(II)テトラフェニルポルフィリン(CoTPP)のエッジ吸着およびテラス分子ドメイン構造を室温のSTMを用いて検討した。二種の異なるテラスドメイン構造を観測した。これらに種の配列は分子集合のエナンチオ配列であり,分子列はAu(111)の[121]方向に対して±6°回転している。いずれの配列においてもCoTPP分子の大部分は四本脚の明るい一個の点としてイメージされ,大環状化合物の平面立体配座に対応する。CoTPP分子の小部分は二個の明るい点として見え,大環状化合物のサドル構造に対応する。本結果はサドル変形CoTPP分子の大部分が金再構築表面の橋かけサイト近傍に分布することを示す。テラスドメインに加えて,CoTPPのいくつかのエッジ吸着構造がイメージングおよび詳細解析において十分安定であることを見出した。さらに,エッジ構造とテラスドメインの間の相関が明らかになった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *金 ,  *吸着 ,  *コバルト錯体 ,  *ポルフィリン錯体 ,  表面構造 ,  気固界面 ,  表面テラス ,  端部 ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  エナンチオマ ,  表面再構成 ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族化合物 ,  架橋化合物
準シソーラス用語： エッジ

分類 (3件)： 有機化合物の薄膜  (BK14070L) ,  固-気界面一般  (CB12041H) ,  コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y)

物質索引 (1件)： テトラフェニルポルフィリン

タイトルに関連する用語 (5件)： 室温 ,  高真空 ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  Au ,  エッジ