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J-GLOBAL ID：201002256632854045   整理番号：10A1131989

刺激応答ポリサッカリドを用いた表面疎水性の低下

Reduction of Surface Hydrophobicity Using a Stimulus-Responsive Polysaccharide

著者 (4件)： SEDEVA Iliana G. (Univ. South Australia, SA, AUS) ,  FORNASIERO Daniel (Univ. South Australia, SA, AUS) ,  RALSTON John (Univ. South Australia, SA, AUS) ,  BEATTIE David A. (Univ. South Australia, SA, AUS)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 26  号： 20  ページ： 15865-15874  発行年： 2010年10月19日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 疎水性自己集合した単層に刺激応答剤としてカルボキシメチルセルロース(CMC)を吸着させ,散逸モニタ付水晶微量天秤(QCM-D)を用いてキャラクタリゼーションを行った。pHを低下し,イオン強度を増加させると,CMCの吸着が増大する。最初,イオン強度10^-2MKCl,pH9でCMC層を吸着させて,これをイオン強度10^-1MKClまたはpH3へ変化させると,表面の接触角に大きな影響が見られた。イオン強度の変化では前進(advancing)接触角(θ_a)は96°から91°へ,また,後退(receding)接触角(θ_r)は81°から68°へ低下した。また,pHの変化ではθ_aは96°から74°へ,また,θ_rは81°から48°へ低下した。イオン強度およびpHを元の値に戻すと,θ_aおよびθ_rが元の値に戻った。

シソーラス用語： 応答 ,  多糖類 ,  表面 ,  疎水性 ,  自己集合 ,  単一層 ,  カルボキシメチルセルロース ,  *吸着 ,  微量天秤 ,  pH依存性 ,  イオン強度 ,  接触角 ,  吸着等温式 ,  ζ電位 ,  塩化カリウム
準シソーラス用語： ポリサッカリド ,  刺激応答 ,  水晶微量天秤 ,  単層

分類 (1件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P)

タイトルに関連する用語 (3件)： 刺激応答 ,  ポリサッカリド ,  表面疎水性