抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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共生藻は,常に宿主内に留まっているわけではなく,受動的または能動的に宿主を離れ,ある期間海水中で浮遊している状態を経たのちに,再び宿主との共生関係を回復する場合もあると考えられる。本研究では3種の宿主から単離した共生藻を用いて,宿主からの遊離と再共生を想定したアンモニア濃度変化が光合成効率に与える影響について検討した。結果,宿主から放出された共生藻は,低アンモニア濃度下に曝される期間が少なくとも5日間までは,宿主に戻った後,宿主内の高い濃度のアンモニアを効率よく利用して増殖でき,同時に高い光合成効率を回復できることが示唆された。(著者抄録)