文献

J-GLOBAL ID：201002256714464440   整理番号：10A0290593

ポリオキソメタラート触媒存在下でのエポキシ/酸無水物系の同時カチオン重合とエステル化

Simultaneous cationic polymerization and esterification of epoxy/anhydride system in the presence of polyoxometalate catalyst

著者 (4件)： YU Yingfeng (The Key Lab. of Molecular Engineering of Polymers, Ministry of Education, Dep. of Macromolecular Sci., Fudan Univ. ...) ,  ZHONG Xinhui (The Key Lab. of Molecular Engineering of Polymers, Ministry of Education, Dep. of Macromolecular Sci., Fudan Univ. ...) ,  SU Huihang (The Key Lab. of Molecular Engineering of Polymers, Ministry of Education, Dep. of Macromolecular Sci., Fudan Univ. ...) ,  SERRA Angels (Dep. of Analytical and Organic Chemistry, Univ. Rovira i Virgili, C/Marcel・li Domingo s/n, 43007 Tarragona, ESP)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 51  号： 7  ページ： 1563-1571  発行年： 2010年03月24日 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸無水物を共硬化剤として用いたとき,エポキシ樹脂のカチオン重合とエステル化の同時進行をポリオキソメタラート{POM}触媒が果たした。触媒作用と反応機構をDSC,MIR,NIR,および二次元相関分析で調べた。ニートエポキシ系ではカチオン重合が支配的で,POMの増量と溶媒の極性はエポキシ樹脂のキュア速度を速めた。酸無水物の使用ではエステル化が優先され,POMをアミンでブロックして塩を形成させるとエステル化のための優れた触媒となった。POMで触媒されたエポキシ材料は通常のエポキシ樹脂に比較して優れた性能を示した。POMはキュアされたエポキシ樹脂の熱分解温度を低下させた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ヘテロポリ酸 ,  *エポキシ樹脂 ,  *酸無水物 ,  カチオン重合 ,  エステル化 ,  反応機構 ,  架橋【高分子】 ,  脂環式化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  オレフィン化合物 ,  カルボン酸無水物
準シソーラス用語： *ポリオキソメタレート ,  リンタングステン酸 ,  触媒作用

分類 (3件)： エポキシ樹脂  (YH07040I) ,  共重合  (CG04030D) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

物質索引 (4件)： 1,2,3,6-テトラヒドロフタル酸無水物 ,  4-メチルヘキサヒドロフタル酸無水物 ,  DGEBA ,  N,N-ジメチルベンジルアミン

タイトルに関連する用語 (5件)： ポリオキソメタラート ,  触媒 ,  酸無水物 ,  カチオン重合 ,  エステル化