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J-GLOBAL ID:201002256718412045   整理番号:10A0769000

硫黄酸化細菌の細菌動力学とそれによるコンクリート下水管試料の生物劣化速度

Bacterial Kinetics of Sulfur Oxidizing Bacteria and Their Biodeterioration Rates of Concrete Sewer Pipe Samples
著者 (5件):
資料名:
巻: 136  号:ページ: 731-738  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: D0422A  ISSN: 0733-9372  CODEN: JOEEDU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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微生物作用によるコンクリート腐食における細菌の重要性を評価した。4種の細菌株(Thiobacillus neapolitanus C2,Thiobacillus thioparus H1,Acidithiobacillus thiooxidans,及びAcidiphilium cryptum LHET2)について至適pHと増殖速度を求める実験を行なった。これらの菌株の組合せを~42gのコンクリートブロックを600mLの人工下水に半分浸漬し,ヘッドスペースを硫化水素で満たしたフラスコに添加した。細菌を接種しない対照群は227日間で0~3mg/g-コンクリートの重量損失を示し,水相の最低pHは6~6.7,カルシウム放出量は19~23mgCa/g-コンクリートであった。2種の好中球系硫黄酸化微生物(SOM)を接種した系では重量損失が8mg/g-コンクリート;水相の最低pHが4.5;カルシウム放出が25mg/g-コンクリートであった。好中球性,好酸性SOM及び好酸性従属栄養菌で培養したコンクリート試料は最大の劣化を示し,全質量損失13mg/g-コンクリート,水相最低pH3.0,カルシウム損失228mgCa/g-コンクリート,硫酸塩生成47mg/g-コンクリートとなった。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水道,下水管渠付属設備  ,  コンクリート構造  ,  微生物の生態 

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