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J-GLOBAL ID：201002256761775020   整理番号：10A0124392

β炭酸アンヒドラーゼの構造と触媒機構

Structure and catalytic mechanism of the β-carbonic anhydrases

著者 (1件)： ROWLETT Roger S. (Colgate Univ., Dep. of Chemistry, 13 Oak Drive, Hamilton, NY 13346, USA)
資料名： Biochimica et Biophysica Acta  (Biochimica et Biophysica Acta)
巻： 1804  号： 2  ページ： 362-373  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： B0207A  ISSN： 0005-2728  CODEN： BBBMBS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： β炭酸アンヒドラーゼ(β-CAs)は,真正細菌,植物葉緑体,紅藻と緑藻および古細菌で見出された,異なってはいるが構造的に関連した亜鉛金属酵素のグループである。この酵素は,CO₂とH₂OのHCO₃^-とH⁺との急速な相互交換を触媒し,CO₂あるいはHCO₃^-を消滅あるいは生成する代謝酵素に関連すると考えられている。多くの生物にとって,β-CAは大気中のCO₂濃度での増殖に必須である。炭酸アンヒドラーゼの進化的に異なった5種のクラスで,β-CAは唯一アロステリズムを示すことが知られている。今回,アロステリック制御の構造的基盤を含め,β-CAの構造と触媒機構を概説した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *炭酸アンヒドラーゼ ,  *酵素反応機構 ,  Eubacterium ,  葉緑体 ,  紅藻類 ,  緑藻類 ,  古細菌 ,  亜鉛 ,  金属酵素 ,  二酸化炭素 ,  水 ,  陽子 ,  可逆反応 ,  酵素 ,  大気中 ,  細胞増殖 ,  分子進化 ,  アロステリック効果 ,  炭酸水素イオン ,  *三次構造 ,  酵素反応速度論 ,  アミノ酸残基
準シソーラス用語： *β炭酸アンヒドラーゼ ,  代謝酵素

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (2件)： 炭酸アンヒドラーゼ ,  触媒機構