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J-GLOBAL ID:201002256836745377   整理番号:10A0624471

飢餓のないコントローラエリアネットワークのための優先度反転方式の解析とモデル化

Analysis and Modeling of a Priority Inversion Scheme for Starvation Free Controller Area Networks
著者 (1件):
資料名:
巻: E93-D  号:ページ: 1504-1511  発行年: 2010年06月01日 
JST資料番号: L1371A  ISSN: 0916-8532  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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コントローラエリアネットワーク(CAN)の開発は1983年に始まり今日も続いている。2008年の年次世界生産見通しは,平均移動車当たり10-15のCANノードを備え,ほぼ65-67ミリオン台である[1]。CANネットワークはネットワークが低コスト,高信頼および優先度メッセージのゆえに自動車や工場の制御において成功しているが,ネットワークが固定優先度構造で設計されており,ネットワークに飢餓問題を抱えている。本稿では,飢餓問題を防止する動的優先度機構に属する優先度反転方式を提案した。提案した方式は,すべてのメッセージを反転優先度を備えているかいないかの2カテゴリーへ分離するために1ビットを使用する。解析モデルを本稿で構築した。モデルから,反転優先度を備えたメッセージには反転優先度を備えていないメッセージよりも高い処理優先度を持たせて,平均待ち時間を短くした。反転を備えるか備えないかの二つのケースを自動検証技術を基にした確率的モデルチェックツールを使って実験に実装した。数値計算結果は反転優先度を備えた低優先度メッセージが反転を備えていないものよりも全キュー状態においてよりよく確率表現できた。しかしながら,本方式は極めて単純で効率的でありチップレベルへも容易に実装可能であった。(翻訳著者抄録)
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通信方式一般 
引用文献 (25件):
  • PARET, D. Multiplexed networks for embedded systems CAN, LIN, FlexRay, Safe-by-Wire... 2007, 14-19
  • DRESSLER, C. CAN basics : CAN in automation history and CAN, part 1 of 8. Industrial Automation Asia. 2007, 22-23
  • BOSCH, R. CAN Specification 2.0. 1991
  • AHN, B. J. Development of a controller area network interface unit and its application to a fuel cell hybrid electric vehicle. SICE-ICASE International Joint Conference, Oct. 2006. 2006, 5545-5549
  • LIU, W. Communication scheduling for CAN bus autonomous underwater vehicles. Proc. 2006 IEEE International Conference on Mechatronics and Automation, June. 2006, 379-383
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