文献
J-GLOBAL ID:201002256872454281   整理番号:10A0362033

Ormocarpum kirkiiの(I-3,II-3)-ビフラボノイドと他成分の抗マラリア原虫活性

Antiplasmodial activity of (I-3,II-3)-biflavonoids and other constituents from Ormocarpum kirkii
著者 (12件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 785-791  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: D0116B  ISSN: 0031-9422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
タンザニアで伝統的に使われている一連の薬用植物の予備的スクリーニングは,Ormocarpum kirkii S.Moore(Papilionaceae)根粗抽出物のPlasmodium falciparumに対する15.6~31.2μg/mlのIC50値を示した。バイオ案内分離を行って,活性成分を分離した。12種類の成分を得て,NMR及びMSデータ,旋光度測定を用いて同定した。化合物は,7種類の(I-3,II-3)-ビフラボノイド,3種類の(I-3,II-3)-ビ-4-フェニルジヒドロクマリン,イソフラバノン,C-グルコシル化フラボンから成った。6種類の既知成分に加えて,6種類の化合物,リクイリチゲニニル-(I-3,II-3)-ナリンゲニン,アピゲニニル-((I-3,II-3)-ナリンゲニン,7-O-β-D-グルコピラノシルカマエジャスミン,(3R,4S,3′′R,4′′S)-5,5′′-ジ-O-メチルジフィシン,7-O-β-D-グルコピラノシルジフィシン,4′′-ヒドロキシジフィソロンを分離した。すべての化合物の,P.falciparumを含む広範スクリーニングパネルにおける抗微生物活性を評価した。その内7種類が抗マラリア原虫活性を示した。イソカムアエジャスミンが最も活性で,IC50値は7.3±3.8μMであったが,選択性はむしろ限定されていた。このように,伝統薬においてO.kirkiiを抗マラリアに使用することに関して,これら成分が少なくとも部分的に寄与している可能性がある。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  抗原虫薬・駆虫薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  動植物,微生物のその他の産生物質 
物質索引 (6件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る