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J-GLOBAL ID：201002256886960708   整理番号：10A0296357

燃料電池金属セパレータのプレス加工に関する基礎的研究

著者 (1件)： 加藤俊二 (神奈川工科大)
資料名： 天田金属加工機械技術振興財団研究概要報告書・国際交流報告書
号： 22  ページ： 50-54  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： J0694A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車用や家庭用などの小型エネルギー源として固体高分子形燃料電池(PEFC)が注目されている。セパレータの大幅なコストダウンを図るため,プレス成形が可能なステンレス鋼やTi合金の開発が行なわれている。本研究では,プレス加工法を用いてステンレス鋼(SUS304)製セパレータを成形するための基礎的知見を得ることを目的とした。ノーマルモーションにおいて下死点停止時間が長くなると溝が深く形成された。低周波振動モーションを用いると溝をより深く成形でき,加工打数,振動振幅の増加に伴い溝は深くなった。充填率は金型の溝斜面の角度を大きくすると向上し,金型の溝が深くなるとさらに向上した。板厚が0.1mmの場合,低周波振動の効果により充填率が向上した。

シソーラス用語： *固体高分子形燃料電池 ,  *分離装置 ,  原価低減 ,  成形 ,  *プレス加工 ,  オーステナイト系ステンレス鋼 ,  オーステナイト鋼 ,  運動制御 ,  位置 ,  プレス ,  サーボ制御 ,  溝加工 ,  振動 ,  振動振幅 ,  比率 ,  板厚 ,  寸法精度 ,  金型
準シソーラス用語： *セパレータ【電池】 ,  コストダウン ,  プレス成形 ,  SUS304 ,  モーション制御 ,  下死点 ,  サーボプレス ,  充填率

分類 (2件)： プレス加工  (WC04050H) ,  燃料電池  (YB04040V)

引用文献 (5件)：

• 堤敦司、槌屋治紀: 燃料電池、2007、14、工業調査会.
• 中川和彦、清藤雅宏、和島峰生、笹岡高明、沼田浩明: コンパクトな燃料電池用耐食金属セパレータの開発、日立電線、2007、No26、51-56.
• 植田雅巳、橋本勝、森陽一、棚瀬繁雄、青井芳史、岩佐美喜男、境哲男: 燃料電池向けメタルセパレータの開発 (第1報)、クリモト技報、2006、No.55、2-6.
• 日本塑性加工学会編: 超音波応用加工、2004、43、森北出版.
• 萩野直人、遠藤順一、加藤俊二、奥寺清二、丸山雅生: 精密コイニングによる流体動圧軸受の加工、平成19年度塑性加工春季講演会論文集、2007、229-230.

タイトルに関連する用語 (4件)： 燃料電池 ,  セパレータ ,  プレス加工 ,  基礎的研究