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J-GLOBAL ID:201002256915621977   整理番号:10A0434233

Chironomus ripariusエストロゲン関連受容体遺伝子に対する内分泌撹乱化学物質の分子効果

Molecular effects of endocrine-disrupting chemicals on the Chironomus riparius estrogen-related receptor gene
著者 (2件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 934-941  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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内分泌撹乱化学物質(EDCs)は,内因性エストロゲンホルモンの作用を模倣し,結果としてこれらは,様々な生物の内分泌撹乱システムを妨害できる。水圏環境へのEDCsの影響可能性に関する地球規模の懸念がある。Chironomusのエストロゲン関連受容体(ERR)に対するEDCsの影響を評価するために,筆者等は,Chironomus ripariusからのERR遺伝子の完全長cDNA配列の特性を調べた。ERRの完全cDNA配列は,長さが1332bpであることが判った。この系統発生分析の結果は,C.riparius ERRが蚊のものと最も密接に関係していることを実証した。雄の成虫以外では,基礎的レベルのERR mRNAを,様々な生命履歴段階中で豊富に発現した。更に,ERR遺伝子発現を,24時間の曝露後にすべての評価した濃度でビスフェノールA(BPA)と4-ノニルフェノール(NP)に曝露したC.ripariusは,著しくアップレギュレートとした。ERR遺伝子は,濃度がわずか50mgL-1のフタル酸ジ(2-エチルヘキシル)(DEHP)に短期間曝露した後に著しくアップレギュレートした。しかし,長期曝露条件下でERR発現を,評価したすべての濃度でBPA,NPとDEHP曝露後に大きく誘導した。更に,ルシフェラーゼレポーター遺伝子評価は,これらの化合物への曝露後にERR発現増加を明らかにした。まとめると,これらの発見は,EDCsがChironomus speciesのERR発現に影響することを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響 
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