抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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銅(II)-モンモリロナイトの中間層空間におけるチオウレアのインターカレーションについて検討した。銅(II)-モンモリロナイトをイオン交換反応により調製した。銅(II)-モンモリロナイトへのチオウレアのインターカレーションを固体-固体反応,すなわち,混合物を室温において粉砕することにより調製した。銅(II)-モンモリロナイト/チオウレア生成物の特性を,X線回折(XRD),FTIR分光法,Raman分光法,電子スピン共鳴スペクトルなどにより評価した。検討の結果,本プロセスによる銅(II)-モンモリロナイト/チオウレア生成物においては,チオウレアが銅(II)-モンモリロナイトの中間層空間に首尾良く固定されており,銅(II)中間層カチオンは銅(I)に還元され,モンモリロナイトの中間層空間において銅(I)チオウレア錯体を形成していることが分かった。インターカレーション化合物の基底間隔は,銅(II)イオン対チオウレアのモル比が1:6の場合,約1.7nmであることなどが明らかになった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.