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J-GLOBAL ID：201002256965428124   整理番号：10A0504846

アクチン脱重合因子/コフィリンによるアクチンフィラメント再構成

Actin filament remodeling by actin depolymerization factor/cofilin

著者 (5件)： PFAENDTNER Jim (Univ. Washington, WA) ,  PFAENDTNER Jim (Univ. Utah, UT) ,  DE LA CRUZ Enrique M. (Yale Univ., CT) ,  VOTH Gregory A. (Univ. Chicago, IL) ,  VOTH Gregory A. (Univ. Utah, UT)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 16  ページ： 7299-7304  発行年： 2010年04月20日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アクチンフィラメントは,筋肉組織の主要構造としてだけでなく,細胞移動にとっても重要である。アクチンは,重合と脱重合に基づく再構成を継続的に行い動力に変換している。本報では,アクチンフィラメントを切断する蛋白質,アクチン脱重合因子(ADF)/コフィリンのアクチンフィラメントの構造,機能に対する制御について検討した。その結果,フィラメントの自由度はアクチンサブドメイン2 Dnase-1結合ループの立体構造とフィラメントの密度分布に影響を受けることが分かった。サブドメイン1と3間でのADF/コフィリン結合によりサブドメイン2の再構成が誘発され,ループがフィラメントから離れることが示された。以上のことから,アクチンフィラメントの立体構造とADF/コフィリン結合の関係が分子レベルで明らかとなった。

シソーラス用語： アクチンフィラメント ,  解重合 ,  重合 ,  *アクチン結合タンパク質 ,  *密度分布 ,  *立体構造 ,  ループ構造 ,  細胞骨格 ,  生体高分子 ,  分子動力学
準シソーラス用語： アクチン重合 ,  *アクチン脱重合因子 ,  *コフィリン ,  脱重合 ,  バイオポリマ

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： アクチン脱重合因子 ,  コフィリン ,  アクチンフィラメント ,  再構成