文献

J-GLOBAL ID：201002256970557617   整理番号：10A1124191

転位と界面の相互作用-金属とセラミックの塑性に対する因果関係

Interactions between dislocations and interfaces - consequences for metal and ceramic plasticity

著者 (4件)： PRIESTER Louisette (Univ. Paris-Est Creteil (UPEC), Thiais, FRA) ,  COUZINIE Jean-Philippe (Univ. Paris-Est Creteil (UPEC), Thiais, FRA) ,  DECAMPS Brigitte (Univ. Paris 11, Orsay, FRA) ,  LARTIGUE-KORINEK Sylvie (Univ. Paris-Est Creteil (UPEC), Thiais, FRA)
資料名： International Journal of Materials Research  (International Journal of Materials Research)
巻： 101  号： 10  ページ： 1202-1210  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： E0438A  ISSN： 1862-5282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 純銅の焼なましに続く低温変形とイットリアでドープした細粒アルミナのクリープの二つの事例の結果を要約した。両方の事例において,マクロ的挙動に及ぼす結晶粒界(GB)で発生したプロセスの可能性のある影響を解析した。特に,銅多結晶性質に及ぼすGB分布の影響を考慮した。”GBエンジニアリング”概念は依然初期段階であることを考慮しながら,変形への全体的な答えを管理する可能性を慎重に誘発した。GBは,格子転位の衝突を受けると,硬質か軟質の性質を示す可能性がある。銅においては,透過型電子顕微鏡実験で解明されたように,これはGBの形状に強く依存する。硬質は,Σ=3{111}GB,比較的軟質は,Σ=9{221}GB付近,大変軟質は,通常のGBである。しかし,最終的解釈は原子GB構造,正確にはその周期性の程度にある。イットリアドープアルミナにおいて,硬質と軟質の性質はイットリウム偏析で強力に改良された。GBの拡散は,変形した銅の緩和及び細粒アルミナクリープ中にGBで発生するプロセスをほとんどすべて制御している。

シソーラス用語： *転位【結晶】 ,  界面 ,  *塑性 ,  *セラミック ,  *純金属 ,  *銅 ,  焼なまし ,  クリープ ,  *アルミナ ,  *結晶粒界 ,  偏析 ,  酸化イットリウム ,  ドーピング ,  多結晶 ,  塑性変形 ,  応力緩和 ,  因果律
準シソーラス用語： 因果関係 ,  *純銅

分類 (4件)： 格子欠陥一般  (BK12010J) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  塑性力学一般  (HC03010T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 転位 ,  界面 ,  相互作用 ,  セラミック ,  塑性 ,  因果関係