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J-GLOBAL ID：201002257051128897   整理番号：10A0494073

レクチンアフィニティークロマトグラフィーで評価した膜バイオリアクタ(MBRs)の多糖類のファウリングポテンシャル

Fouling potentials of polysaccharides in membrane bioreactors (MBRs) assessed by lectin affinity chromatography

著者 (7件)： MIYOSHI T. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  TANAKA I. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  TSUYUHARA T. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  WATANABE E. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  AIZAWA T. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  KIMURA K. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  WATANABE Y. (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 61  号： 7  ページ： 1787-1792  発行年： 2010年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 都市下水処理用の膜バイオリアクタ(MBR)の膜ファウリングに対する多糖類の影響を,特定多糖類に選択的に結合できる各種レクチンを用いて調べる研究を行った。MBRの懸濁液を0.45μmの膜で濾過した溶存有機物を各種レクチンを用いたカラムで処理し,レクチンに高いアフィニティがある多糖類を除去後,カラム処理なし共に2種類の高分子分離膜で全濾過処理して,多糖類の膜ファウリングポテンシャルを評価した。各種レクチンをアフィニティークロマトグラフィーで分析してファウリングに影響する多糖類を調べた。レクチンから溶離した有機物は蛍光分光法で励起発光マトリックス(EEM)を測定して調べた。レクチンから溶離した有機物のEEM蛍光スペクトルは再現性があったが,EEM分析による有機物の特性では膜ファウリングポテンシャルの違いを説明できなかった。これらの結果から膜ファウリングポテンシャルに膜材質等の膜特性や糖鎖の性質が影響していることを示した。

シソーラス用語： 精密濾過 ,  *バイオリアクタ ,  膜反応器 ,  都市下水 ,  下水処理 ,  汚損 ,  *高分子分離膜 ,  *レクチン ,  *多糖類 ,  *アフィニティークロマトグラフィー ,  試験 ,  親和性 ,  蛍光分光法 ,  励起スペクトル ,  発光スペクトル ,  糖鎖 ,  活性汚泥法 ,  *メンブレンバイオリアクタ
準シソーラス用語： 活性スラッジ法 ,  カラム試験 ,  *膜バイオリアクタ ,  *膜ファウリング

分類 (2件)： 膜分離  (XD02120Z) ,  下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 評価 ,  膜バイオリアクタ ,  多糖類