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J-GLOBAL ID:201002257054895864   整理番号:10A1094537

波動光学の風景 64 66.キルヒホッフの回折理論

著者 (1件):
資料名:
号: 372  ページ: 1347-1351  発行年: 2010年10月25日 
JST資料番号: Z0994A  ISSN: 0911-5943  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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前章でグリーンの定理から導いたヘルムホルツ・キルヒホッフの積分定理を,より実際的なモデルに適用して,回折の具体的な表式を導いた。それぞれ例として点光源,レーザーを発した単色光を考えた。この光が,開口を通過した後,開口から離れた点P(xP,yP,zP)に生成する場を求めることを課題とした。上表式を適用する領域として,面Σで囲まれた領域を考えた。積分領域ΣをA,B,Cの3つの領域に分けた。領域Aは開口部,領域Bはスクリーンの裏面,領域Cは半径Rの球面である。領域A,Bにおいて,場φと場の勾配∂φ/∂nに対してキルヒホッフの境界条件を課した。また,領域Cにおいては,ゾンマーフェルトの放射条件を仮定した。点Sにある点光源から発した球面波を考えて表面積分を遂行して,フレネル・キルヒホッフの回折公式を得た。またこの回折公式からヘルムホルツの相反定理が成り立つことも示した。なお,(余談)の欄において,著者らは場の値とその勾配の両者が波の源となる状況は弦の振動と類似しており,境界条件から解が定まる機構を理解するための参考になるのではないかと考えて,弦の振動についても解説した。
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分類 (2件):
分類
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光の散乱,回折,干渉  ,  電磁気学一般 
引用文献 (2件):
  • J. W. Goodman: Introduction to Fourier Optics, 3rd ed. Roberts & Company Publishers, Section 3.4.1, Eq.(3-22), p. 44(2005)
  • ibid, Section 3.4.3, p. 45
タイトルに関連する用語 (2件):
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