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J-GLOBAL ID：201002257200447232   整理番号：10A0175889

水産資源管理総合対策事業費 5-1 アカガレイ(噴火湾)

著者 (1件)： 本間隆之 (北海道函館水試)
資料名： 北海道立函館水産試験場事業報告書
巻： 2008  ページ： 80-84  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： Z0231A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 噴火湾に分布の中心を持つ道南太平洋のアカガレイ資源は,豊度の高い年級群により構成され,漁獲量の大きな増減を繰り返す。本資源の状態を把握し,合理的な利用を図るため実施した漁獲統計調査,資源生物調査,調査船調査の結果を報告した。2008年漁期は卓越年級群である1995年級群がほとんどいなくなり漁獲量は715tで,近年でピークを示した2002年の33%と低水準であった。漁獲の主体となった2003年級群を効率的に利用するため,産卵盛期である2月の禁漁,承認隻数,刺し網の目合,漁具数の制限の徹底と継続が求められる。本州日本海西部海域において本種の漁獲量が増加しているため,平均単価は353円/kgと増加しなかった。調査船調査で漁獲された本種は2003年級群が大半を占めたが,2004年級群も全体の3割弱認められた。

シソーラス用語： 水産資源 ,  *資源管理 ,  *カレイ科 ,  *豊度 ,  個体群 ,  年齢 ,  発生生態 ,  漁獲量
準シソーラス用語： *アカガレイ ,  *資源保護 ,  *卓越年級群 ,  道南太平洋 ,  噴火湾

分類 (3件)： 魚類  (FH02020K) ,  漁場・漁況  (FH03020R) ,  個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 水産資源管理 ,  総合 ,  対策 ,  事業費 ,  アカガレイ ,  噴火湾